Honesty

5HINee

An Ode To You

2017年12月15日。

嬉しいニュースが飛び込んできた。

「2018年2月にドーム単独公演決定!」

いや〜〜〜〜〜嬉しい。

2017年のドーム公演は、

諸事情によりおにゅさんが不在だった。

今までも、怪我や別仕事のために

4人で乗り切ることはあったものの、

私が実際に入る現場で4人だったのは

そのドーム公演が初めてだった。

そこで私は改めて実感する。

SHINeeは5人じゃなきゃ。

おにゅさんの歌声とか映像とか入れてはくれていたけれど、やっぱり寂しかった。

足りない。

メンバーもどこか元気がないように見えた。

早く5人のステージが見たい。

そんな時に入ってきたニュースだったから、来年の2月が楽しみで仕方なかった。

 

 

それなのに。

 

それなのに。

 

なんで…。

 

 

2017年12月18日。

嬉しかったニュースのたった3日後。

ショッキングなニュースが飛び込んできた。

 

私は仕事終わりに何気なくLINE NEWSを見て、目を疑った。

「遺体で発見」

その文字を見た瞬間から心臓がバクバクして止まらなかった。

何かの間違いだと思った。

Twitterを開くと、すでにトレンド入りしていた。

本当なの…?

調べれば調べるほど、情報が錯乱していた。

でも、調べずにはいられなかった。

とにかく、一命をとりとめてほしかった。

心配でたまらなくて、今、確実な情報を待つしかないこの現実が辛くて、怖くて、どうしようもなかった。

 

 

深夜、遂に公式から発表された。

 

信じられなかった。

 

信じたくなかった。

 

 

じょん…

 

4人に会いたくならなかったの…?

 

また5人でステージに立ちたいと思わなかったの…?

 

なんで、なんで、としか思えなかった。

 

 

「理解することよりも認めること」

生前、じょんが残した言葉。

 

後日公開されたじょんの遺書を読んだら、私にはあまり理解しがたい辛い内容だったけど、分かってあげたいと思ったよ。

 

 

じょんは、誰に対しても優しかった。

感受性が豊かで、泣き虫で、お茶目で、寂しがり屋で、心優しい人。

心優しすぎるが故に、傷つくことも多かったのかもしれないね…。

 

私なんかには想像もできないくらい

じょんは辛い大きなものを抱えて生きていたんだね…。

 

でもね、じょんの遺書がすべてではない。

鬱病の末期症状が原因で、一番最後の、辛くて悲しい部分だけが遺書として残ってしまっただけだよね…?

確かに今まで、辛いことや悲しいことはいっぱいあったと思う。

でもそれ以上に、楽しくて幸せな出来事もたくさんあったよね…?

 

じょんの人生すべてが辛くて悲しいものだったわけでは絶対にない。
家族やメンバーからも、世界中のファンからも愛されていて、

たくさん笑って、大好きな歌を幸せそうに歌っていたじょんを私は知ってるよ。

嬉しそうな笑顔のじょんをたくさん見てきたよ。

 

悔やんでも悔やみきれないけど、

現実世界にじょんがいないこの事実は変わらない…。

 

じょん、お疲れさま。ありがとう。

また逢いたいよ。大好きだよ。